ANA特典航空券の裏ワザ！日本人の数％しか知らない取り方を公開

ANA特典航空券の裏ワザがあれば知りたい人がかなり多くいることが分かりました。

Googleで「ANA特典航空券」と検索すると必ずフッター部の検索候補キーワードとして出現してくるので、興味本位で調べる人も多いと思います。

「ANA 特典航空券 裏ワザ」のキーワードで検索すると、TOP10に並んでいる人のほとんどの記事の内容が同じであるため、「これはもう裏ワザではない」と感じてしまいました。

そこで、今回は、検索結果でなかなか知ることができない情報を包み隠さず書きました。

本記事を最後まで読んでいただくと「えっ。だから、みんな簡単に特典航空券を入手できたのか」と驚きを隠せないほどの衝撃をもらう記事となっているので、是非、最後までみてください。

ANA特典航空券の裏ワザで使うマイルは「ANAマイル」ではない

ANA特典航空券の裏ワザで使うマイルは「ANAマイル」ではないという見出しで驚いたと思います。

実は、ANAマイルで国内・国際の航空券を獲得するのは競争率が激しいため、マイル界隈では「ANAマイルよりもおすすめするマイルは間違いなくコレ」が一般的となっています。

界隈で大人気のマイルは何かと言うと「ユナイテッドマイル」です。

ユナイテッドマイルを貯めると、ハワイやグアムで行く時によく見る「ユナイテッド航空」の特典航空券が入手できます。

さらに、ユナイテッド航空は、スターアライアンスに加盟しているため、ユナイテッド航空以外の航空会社の特典航空券が発券可能です。

上の画像の通り、スターアライアンスに加盟している航空会社の中に「ANA」が存在しているため、ユナイデットマイルでANAの特典航空券が入手可能なのです。

ユナイデットマイルを貯めれば、ANAの特典航空券が入手できるだけでなく、ANAマイルを貯めるよりも、ユナイデットマイルを貯める方が圧倒的に良いところばかりです。

上記の内容について、これから詳しく1つずつ解説していくのですが、ANAマイルを貯めているのがバカらしいほど、「ANAマイル＜ユナイデットマイル」になっています。

1.マイルの有効期限が無期限

ANA特典航空券の裏ワザで使うマイルは「ANAマイル」ではない理由の1つ目として「マイルの有効期限が無期限」だからです。

ANAマイルを貯めている人であればマイルの有効期限と常に向き合わなければいけないのですが、ユナイデットマイルは無期限となります。

ANAマイル	ユナイテッドマイル
36ヵ月	無期限

2.ANA上級会員より優先で獲得可

ANA特典航空券の裏ワザで使うマイルは「ANAマイル」ではない理由の2つ目として「ANA上級会員より優先で獲得可」だからです。

ANAマイルで国内特典航空券を入手しようとした場合、年2回発表される予約開始時期があります。

• 1月下旬：3月～10月の予約
• 8月下旬：10月～3月の予約

人気の路線は、予約開始日と同時に特典航空券を発券するためすぐに売り切れ状態となってしまいます。

ANAの場合、下記の順番でステータスを保有している人が優先的に獲得しやすい状況を作っています。

例えば、2022年10月30日（日）から2023年3月25日（土）ご搭乗分の「国内線特典航空券」「いっしょにマイル割」の予約・販売については以下の通り予約開始日が決まりました。

対象	販売日時
「ダイヤモンドサービス」メンバー	2022年8月28日（日）9:30～
上記以外のプレミアムメンバー、スーパーフライヤーズ会員	2022年8月28日（日）11:00～
ANAカード会員、 ANAマイレージクラブ モバイルプラス会員	2022年8月29日（月）13:00～

ANAの場合、年に2回・上級会員から順番に獲得できるように解放されていくのですが、ユナイテッドマイルの場合、330日前から獲得可能です。

本記事を執筆しているのが、2023年2月22日。

ANAの国内特典航空券を発券できるのが夏ダイヤとなり、2023年10月28日（土）まで分であれば発券可能です。

・夏ダイヤ（3月の最終日曜日～10月の最終日曜日の直前の土曜日）ご搭乗分
　→1月下旬頃受付開始予定

引用元：ANA公式サイト

実際に2023年10月29日で国内特典航空券を検索してみると、対象期間外の範囲で検索条件を指定しているためエラーとなってしまいます。

しかし、ユナイテッドマイルを使えば、上級会員を無視して一般会員の私でも獲得が可能となってしまいます。

ユナイテッドマイルなら330日前から予約可能

実際に、2023年10月29日以降でもANAの国内特典航空券が発券できることを証明していきます。

ユナイテッド航空のマイレージ会員登録を行えば誰でも特典航空券の検索が可能です。

下の画像は、ユナイテッド航空のマイレージ会員に登録するとみることができる発券に必要なマイルと手数料です。

▼往路（羽田⇒沖縄）

対象の便もANAの便でたくさんあることが分かります。

スクロールに限界があるため途中できれていますが、ANAの特典航空券で発券できる時間帯と同じ便が候補にでています。

▼復路（沖縄⇒羽田）

対象の便もANAの便でたくさんあることが分かります。

スクロールに限界があるため途中できれていますが、ANAの特典航空券で発券できる時間帯と同じ便が候補にでています。

シミュレーションした通り、ANAの一般会員である私が、ANAマイルでは獲得できない日程なのに、ユナイデットマイルがあれば獲得できることが分かっていただいたと思います。

ユナイテッドマイルを貯めれば、夏の路線で大人気となり、当日で予約が埋まってしまう沖縄路線もユナイデットマイルならいとも簡単に獲得が可能です。

実際、私は、2023年の夏の沖縄をANAの人たちが獲得する前に簡単に手に入れることができました。

• 個人情報に関する箇所は、画像加工しています。

今までは、ANAの上級会員が根こそぎもっていかれたため、一般会員に開放された時は既に満席状態で悔しい思いをしていました。

しかし、ユナイテッドマイルのおかげでノーストレスで航空券を獲得できるようになりました。

3.キャンセル・取消が無料で対応

ANA特典航空券の裏ワザで使うマイルは「ANAマイル」ではない理由の3つ目として「キャンセル・取消が無料で対応」だからです。

ANAでは、マイルを使った特典航空券のキャンセル・取消の扱いについては以下の通り手数料が発生していました。

ANA	ユナイテッド
3,000マイル／1区間	無料

ユナイテッドマイルは、2023年1月1日以降、手数料が完全無料になり、更に重宝されるマイルとなりました。

4.二親等以内条件無し・プレゼント可能

ANA特典航空券の裏ワザで使うマイルは「ANAマイル」ではない理由の4つ目として「二親等以内条件無し・プレゼント可能」だからです。

ANAでは、マイルを使った特典航空券を他人にプレゼントする場合、二親等以内のルールがあります。

しかし、ユナイテッドマイルを使った場合、二親等以内の縛りはなく、仲の良い友人にプレゼントが可能です。

ANA	ユナイテッド
二親等以内	誰でもOK

5.少ないマイル数で複数の目的地に行ける

ANA特典航空券の裏ワザで使うマイルは「ANAマイル」ではない理由の5つ目として「少ないマイル数で複数の目的地に行ける」だからです。

例えば、下記の日程でANAとユナイテッドではどれだけマイル数が違うのか調べてみました。

1. 小松→福岡→沖縄
2. 沖縄→福岡→小松

結果は下記の表の通りとなりました。

項目	ANA	ユナイテッド
必要マイル	30,000ANAマイル	16,800UAマイル
手数料	920円	920円

下記の通り、ユナイテッドの特典航空券だと1つの予約番号で全ての航空券を発券することが可能です。

6.燃油サーチャージ料金がかからない

ANA特典航空券の裏ワザで使うマイルは「ANAマイル」ではない理由の6つ目として「燃油サーチャージ料金がかからない」だからです。

成田⇔ハワイの場合、どれくらいの手数料がかかるのかを調べてみると、

マイルの差が17,800マイルありますが、下記の表の通り燃油サーチャージ料金が激安です。

項目	ANA	ユナイテッド
必要マイル数	40,000ANAマイル	57,800UAマイル
手数料	75,380円	6,780円

マイルは多少かかりますが、後から詳しく説明する「ユナイテッド航空のマイルの貯め方」を見て頂けば特に問題ないと思っていただいても良いと思います。

我が家の場合、大人2名、子供2名の家族なので4人で予約した場合、手数料は下記の通り膨れ上がります。

項目	ANA	ユナイテッド	差
1人で予約した場合の手数料	75,380円	6,780円	68,600円
2人で予約した場合の手数料	150,760円	13,560円	137,200円
3人で予約した場合の手数料	226,140円	20,340円	205,800円
4人で予約した場合の手数料	301,520円	27,120円	274,400円

昔以上にハワイに行くだけでかなりのお金が吹っ飛ぶと思っていた方は、ユナイテッドの特典航空券を利用すれば燃油サーチャージ料金がかからないですよ。

ANA特典航空券の裏ワザで使うマイルを貯める方法

ANA特典航空券の裏ワザで使うマイルを貯める方法を実施するためには、ユナイテッドマイルを貯める必要があります。

ユナイテッドマイルを短期間で大量に貯める方法は「マリオットボンヴォイ」のポイントを貯めると一番効率よく貯めることが可能です。

マリオットボンヴォイのポイントの使い道は主に2つ存在します。

1. マリオット系列ホテルに無料宿泊
2. 40社を超える提携航空会社のマイルに交換可能

②番目の40社を超える提携航空会社のマイルに「ユナイテッドマイル」が存在しています。

3マリオットポイントで1.1ユナイテッドマイルに交換が可能。

更に、マリオットの特別ルールとして、60,000マリオットポイントを一気に交換すると、マリオットから10,000ユナイテッドマイルがプレゼントされます。

そのため、60,000ptを交換した場合、通常だと20,000ユナイテッドマイルが、30,000ユナイデットマイルに大変身します。

また、定期的に交換増量キャンペーンを利用すると交換率が30％アップします。

交換するタイミングがよければ60,000マリオットポイントの交換で通常よりも多くのユナイデットマイルが獲得可能です。

• 通常：25,000マイル
• キャンペーン：39,000マイル（30,000マイル * 1.3）

ユナイテッドマイルを貯める基本ルートとしては…

• ユナイテッド航空の飛行機に乗る
• スターアライアンス加盟の飛行機に乗る
• MileagePlusセゾンカードご入会

などが一般的ですが、どの貯め方も正直言ってユナイデットマイルは全然貯まらないため、これから教えるマリオットポイントの貯め方を利用してください。

マリオットポイントをユナイテッドマイルに交換する方法

①ポイ活で貯める

ANA特典航空券の裏ワザで使うマイルを貯める方法の1つ目として「ポイ活」を利用するです。

当サイトでご紹介しているポイントサイト「モッピー（moppy）」を運営している株式会社セレスは上場会社でもあるため安全・安心して利用できるサイトです。

ポイ活はどのようなことができるというと、ポイントサイトを経由して公式サイトのサービス等々を利用することで、ポイントサイトのポイントが貯まり、貯めたポイントで現金やその他ポイントに交換が可能です。

貯めたポイントの交換先の1つとしてマリオットポイントが存在します。

最低1,000ポイントから1,000マリオットポイントに交換が可能となっています。

サービス利用とは

例えば、モッピーを経由して楽天カードの入会を行った場合、14,000モッピーポイントが貯まります。

• 獲得できるptは日々変動するのですが、私が調べた時は増量中で14,000pt獲得が可能でした。

ポイ活を経由しても、公式サイトのキャンペーンは併用可能であるため、今回の場合、モッピーポイントとは別に楽天ポイントも獲得可能です。

モッピー経由で楽天カードを入会

• 14,000モッピーポイント
• 8,000楽天ポイント

合計22,000円相当のポイントが獲得可能です。

獲得したモッピーポイントを全てマリオットポイントに交換した場合、14,000マリオットポイントが貯まり、ユナイデットマイルに交換した場合、これだけのマイルが一気に貯まります。

画像の通り、5,133ユナイデットマイルが貯まります。

どれくらいの破壊力なのかを説明すると、MileagePlusセゾンカードでユナイテッドマイルを貯めようとした場合でシミュレーションをしてみました。

1,000円で5ユナイデットマイルなので100万円の利用額で貯めるマイルを楽天カード1枚で手に入れることが可能になってしまいます。

※マイルアップメンバーズに登録すると、ショッピングご利用1,000円につき10マイルが加算されます。(追加年会費5,500円/税込)。

②ホテル宿泊で貯める

ANA特典航空券の裏ワザで使うマイルを貯める方法の2つ目として「ホテル宿泊で貯める」です。

マリオットポイントは、マリオットボンヴォイ公式サイトで予約すると貯めることが可能です

1米ドルあたり10マリオットポイントが獲得できるため、1泊3万円のホテルに宿泊した場合、約3,000マリオットポイントの獲得が可能です。

また、マリオットの会員ステータスによって獲得可能なポイントが異なります。

一般	シルバー	ゴールド	プラチナ	チタン以上
3,000pt	3,300ot	3,750pt	4,500pt	5,250pt

このあと、説明する「カード入会で貯める（おすすめ）」の方法を利用した場合、ステータスは一気にゴールドとなるため、カードを保持している間、獲得ポイントは一般会員の1.5倍になります。

③カード入会で貯める（おすすめ）

ANA特典航空券の裏ワザで使うマイルを貯める方法の2つ目として「カード入会で貯める（おすすめ）」です。

マリオットでは、アメリカンエキスプレスと提携したカードが存在しており、紹介経由で入会すると公式サイトより6,000マリオットポイント多く貯めることが可能です。

カードの特典や年会費など詳細については下記の別記事を見ていただきたいのですが、ポイ活で獲得したポイントとマリオットアメックスの入会ポイントで一気に27,500ユナイデットマイルが獲得可能です。

マリオットアメックスカードの特典や年会費を完全解説

ANA特典航空券の裏ワザの注意点

ANA特典航空券の裏ワザの注意点は以下3つ。

上記3つの注意点だけ気をつければユナイデットマイルとうまく付き合っていけると思います。

大量マイル保有を避ける

ANA特典航空券の裏ワザの注意点の1つ目は「大量マイル保有を避ける」です。

実は、ユナイテッド航空のマイルのルールは色々と改悪されたり、改善されたりところころ変わりやすいのが良いところでもあり、悪いところでもあります。

なので、行く予定もなくユナイテッド航空のマイルを貯めるのではなく、マリオットポイントを貯めておき、必要に応じて、マイルの交換を行うことをおすすめします。

マリオットポイントの有効期限

ユナイテッド航空のマイル有効期限は無期限だと説明しました。

気になるマリオットの有効期限ですが、獲得した日から24ヶ月（2年）となっています。

しかし、1ポイントでも獲得すれば、全てのポイントの有効期限が24ヶ月後となるため、先ほどご紹介したマリオットアメックスカードで日々の支払いを行えば実質無期限と同じ扱いになります。

ユナイテッド航空のマイルを貯める目的で貯めたポイントだと思いますが、マリオットポイントの本来の使い方「マリオット系ホテルに宿泊」に使えばホテルも無料になります。

• ホテルも無料
• 飛行機も無料

マリオットのポイントがあれば無料で旅行計画が実現可能になってしまいます…!!!!

ANAマイレージと紐づけが必要

ANA特典航空券の裏ワザの注意点の2つ目は「ANAマイレージと紐づけが必要」です。

ユナイテッドマイルでANAの特典航空券を発券する場合、ユナイテッド航空の公式サイトから予約を行うことになります。

先ほどもご説明した通り、ユナイテッド航空とANAはスターアライアンスに加盟しているため、ユナイデットマイルでANAの特典航空券の発券が可能です。

しかし、予約時に「ANAマイレージと紐づけ」をしていない場合、このあと説明させていただく「座席指定」がオンラインでできなくなるため必ず設定しておきましょう。

上の画像でいうと⑤と⑥のことです。

• ⑤：ANA Mileage Clubを選択
• ⑥：ANAのマイレージ番号を入力

上記の入力を忘れてしまうと、ANAの公式サイトで検索にひっかからないので注意してくださいね。

詳しくは、下記の別記事をご覧ください。

ユナイデットマイルでANAの特典航空券を発券する時に必要なマイレージ設定について

座席指定はANA国際線で確認

ANA特典航空券の裏ワザの注意点の2つ目は「座席指定はANA国際線で確認」です。

ユナイテッド航空マイルで予約した航空券の座席指定は、ANAで指定します。

国内線で予約したため、特典航空券の予約確認を「国内特典航空券」で検索してしまう人が多いのですが、実は、国際線になるので間違わないようにしましょう。

まとめ｜ANA特典航空券の裏ワザを使って快適な旅を実現しよう

ANA特典航空券の裏ワザ！日本人の数％しか知らない取り方を公開しました。

今回、この方法は検索結果TOP10にはでてこない、界隈の人だけが知っている「ANAマイル＜ユナイデットマイル」の意味を包み隠さず書きました。

楽天ポイントと違って、貯めたポイントを日常生活等に使うことはできませんが、いつかの自分のご褒美のためにコツコツ貯める習慣を今からしておきましょう。

数年後、快適な旅行がいけますよ…！！

ユナイテッド航空のマイルを貯めるために必須となるマリオットポイントは、マリオットアメックスカードが必須アイテムとなっています。

紹介制度を利用すれば公式サイトよりもお得に入会が可能なのでこの機会を是非ご利用ください。